看護師として働いていると、「この仕事に向いていないのかな」と自信をなくしてしまう機会もあることでしょう。とくに新人や産休・育休などのブランクがあって再び働き始めた時などは自信を失いやすいものです。そんな時には「イメージトレーニング」をぜひ試してみてください。その理由は2つあります。
まず1つ目は、不安な気持ちを軽減できるから。
たとえばルート確保するのに苦手意識がある場合は、まず何を用意すればいいのか、どのような手順で進めればいいのか頭の中でイメージトレーニングすることで実際にルート確保する際に落ち着いて取り組めるようになります。自信をなくしている時には「失敗したらどうしよう」という不安な気持ちが大きくなってしまうので、イメージトレーニングでその気持ちを軽減させましょう。
2つ目は、失敗した時の対処法まで考えられるから。
どんなに頑張って取り組んでも、失敗してしまうことはあります。そんな時に重要なのは、その状態にどう対処するかということです。たとえばルート確保しようと頑張ったもののうまくいかなかった時には、患者に誠意が伝わるように謝る、ベテランの先輩に代わってもらうというようにイメージトレーニングの中で対処法を決めておけば、もし失敗してもそこから冷静に対処できます。
このように、日頃からイメージトレーニングをしておくことでスムーズに対応できるだけでなく、次の行動まで考えることができます。自信をなくしてしまわないように、イメージトレーニングを取り入れてみてはいかがでしょうか。